Hellraiser: Revelations(2011)ヴィクター・ガルシア
ばかもーん!お前なんか!お前なんか(涙)!!
ええ、ええ、みんな、心はヒトツですよね・・・。
私も同感です。ひどいですよね・・・。
何はさておき、ホラー界のアイドルとして盛大に君臨してきた、アタイのピンヘッドさんが、ピン坊が、ピンちゃんが、ちょっと歳食って腹が出てきたからといって、こんな若返り方をさせられちゃって・・・・。
う、う、う・・・。
これじゃまるでお裁縫箱から飛び出した、大仁田 厚型の針山じゃないか・・・。
このごろめっきり煩悩から開放された仏のようなアタイでさえ、サンタさんにスルーされた3歳児のように悲しみがあふれてとまらないです。
っつーか、このピン次郎を盛った責任者は誰っすか?
ダグ・ブラッドレイのピン太郎も、草葉の陰からさぞかし・・・!!(生きてます)
そもそも、中の人の土台が全く違うのに、ファッションとメイクをほぼ同じにする自体、どうかしてんじゃないのかい?
ピン太郎は黒コン使用で底知れなさが増したけど、ピン次郎は黒コンで盛った女子高生みたいになってるよ!
はっきり言って、クドすぎるんだよ!むしろ白コンにしなはれや!!
それにね、次郎は口紅もつけないほうがいいよ!あと、顔色が良すぎるよ!!
そしてね、トルソとツインズの使いまわしみたいな手抜き女チャタラーね!!アタイ見るなり、すーっと気が遠くなっただよ!
いや、地獄で整形までしたチャタラーだから、べつに性転換手術をしてたとしてもそれで驚きはしませんヨ。
ただ、バターボールもフィメールもいないんだから、せめて二人のぶんまで気合を入れて、エグったりムシったりしてオシャレしたらどうなのさ!・・・って話なのよね。
単なる絞ったぞうきんのようなチャタラーだなんて、アタイはナットクできません!
このモヤモヤは、リメイクものにはありがちなのだが、中でも、古谷一行でイメージが完成していた金田一耕介役を、渥美清が演じて金田一寅さんという新分野を見てしまった時と似ている・・・。
つーか、これリメイクというよりパチもんやんけ!
ぶっちゃけ、中国の偽ミッキーマウスクオリティよね!
あとクライマックスの絵面が物足りませんよね。
これってさぁ・・・グロ画像です?
アタイ的にはどのキャラもどんなシーンも、特殊メイクだな~、とホノボノ思うぐらいで、全く痛そうに見えないんだけどなんで?
そりゃ、ホラーを見てきて、いらん免疫がついたせいかもしれないけど、実際にこのような目に遭えば、もっとねじれるもんじゃないです?
そしてもっと気にいらんのは、ピン次郎がペラペラ喋る以外に、画面から痛みの美学のカケラも漂ってこないことだろう。
もちろん、ヘルレイザーのビジュアルだけひっぱってきた「普通のホラー」としてみれば、そうか、こう料理してきたか!みたいな面白さがあったので、余計残念さが目立つんですよね。
ちなみに、最近のアタイ的フィギュア欲しい度はこんぐらい↓。
(欲しい!)ピン太郎>旧チャタラー>>モモジリ>バターボール>>>>エイリアン>>>>>>>>>>>ニューピン次郎(なにかオマケをつけてくれるならまぁ)
ふう。アツクなりすぎてまるで感想になってないな・・・(笑)。
「ヘルレイザー:レベレーション」データ
- Hellraiser: Revelations 2011年 アメリカ
監督
- ヴィクター・ガルシア
出演
- スティーブン・ブランド
- ニック・エヴァースマン
- セバスチャン・ロバーツ:
- ジェイ・ギレスピー
- ステファン・スミス・コリンズ